花歌

花歌

赤月に咲いた花
淫らに咲き溢れ
曇り明けの満月は
永久(とわ)に花開く

今を残りゆこう日々の中
微かに香る青風は
見え隠れしては話しかけて
いつになったら僕らは空を飛べるだろう


螺旋に飛ぶ優雅な
君の羽に見たものは
深い傷を隠したまま
高く舞い上がる

まだ見ぬ明日に目を向けて
希望と君を重ねていた
果てへと飛び出会った野に咲く
一輪の花は奇麗に見えた

完璧など求めても出てこない
眠っているのは痛みと真実
あの花のようにたくましく
未来を咲かせよう

今を残りゆこう日々の中
僕の中に咲いた君と
飛ぶことの出来る羽まとって
見つけた世界(ばしょ)はいつもの場所

まだ見ぬ明日に目を向けて
希望と君は重なった
長い夜が明けたとき
一輪の花は小さく笑った